初めての集団生活を、親子共に安心して過ごせた3年間でした(姉も入れたら6年!)。この安心感、、、家族みたいだからだ!。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お姉さん、、、みたいな先生達。家族みたいに温かい♡。だから、ふらっと寄って(帰って)みたくなる。そんな時「久しぶり(おかえり)」って言ってくれる先生達。本当に大好きです!!お世話になりました。

幼稚園生活が家庭の外で親から離れて長時間過ごす初めての場所となるので、自宅につぐ安全地帯となればいいなと考えていました。初めて園へ訪れて、在園児さんと触れ合った時「あ〜、ここで生活してる子はすごく幸せなんだろうな〜」と感じるものがありました。息子に聞くと「行きたい!!」と。迷いはありませんでした。異学年交流があって、他学年の先生も息子の様子を伝えてくれたり、子ども達もそれぞれのことをよく知っていて、子ども主体で園の生活をしている幸福感が伝わってきます。

もしも自分が子どもだったら、この幼稚園に通いたいと思ったのがあおば幼稚園に決めた理由でした。そして思ったとおり、あおば幼稚園の保育は子ども主体。先生方は道を示して、先を行く子ども達のあとを見守りながらついて行く。必要な時にそっと背中をおしてくれるような、優しくあたたかいものでした。我が子ながら「いいねぇ、あおば幼稚園に行けて」と何度うらやましく思ったか分かりません。

色々な子がいて良い。それぞれの良いところを見てくれる居心地の良い園でした。「未就園児や卒園児もどうぞいらっしゃい」と受け入れてくれるあたたかい雰囲気が素敵です。

あおば幼稚園のひとつひとつの行事や活動があたたかくて、心に残るものばかりでした。”亀の運動会”やウズラの卵を時々持って帰ってきたり。庭の実りを収穫して食べ、その痕跡が弁当箱にあったり。その様子を多い浮かべて、いつもあたたかい気持ちになりました。”紹介の時間”は特に素敵だなと思っていました。「これ紹介したい!」「これ紹介してきたよ!」と、子どもから何度も聞き、そんな物まで?!というような物も、、、。余程楽しい時間なんだろうなと想像していました。

先生方は学年に関係なく子ども達に眼差しを向けてくれていて、気さくに子どもの様子を伝えてくれます。子どもは幼稚園が本当に大好きで、行きたくない日は一度もなかったように記憶しています。楽しんで過ごせる工夫がいっぱいの幼稚園です。

先生方が皆さん笑顔が素敵で、子ども達のことが大好きな気持ちが沢山伝わってきます。子どもそれぞれの状態に寄り添ってくださり「大丈夫、どんとこい」という頼もしさがあります。そして母親の気持ちにも寄り添ってくださり、何度も子育てに対する不安な気持ちを解消していただきました。そして子ども達にヤル気を出させるのがとても上手です。親子であおば幼稚園が大好きです。

温かい先生方に囲まれて、遊びや手仕事など今しか出来ない子どもらしい幼稚園生活を送ることが出来ました。 私も集団登園、サークル活動、父母の会の役員などを通じて親同士助け合い、楽しみながら子育てを出来たこと、感謝でいっぱいです。

集団による登・降園は体力もつきますが、子ども達の学年を超えた絆も深まりとても魅力的でした。お弁当はとても心配してましたが作ってみると楽しく、子どもとの良いコミュニケーションでした。

 


お弁当について

幼稚園での毎日のお弁当作りと聞いて、プレッシャーを感じない人はいないと思います。最初は私もそうでした。何を入れたらいい?見映えは? でもそれは、自分の感想だったり勝手な思い込みだったりで、子どもが感じている事とは違っているかもしれません。 手の込んだおかずより、「塩むすびが一番美味しかった!」。

子どもは容赦なく現実を教えてくれます。そんな言葉に、親の方もだんだんと肩の力が抜けていきます。白いご飯におかず、そしていつもの卵焼き、それに加えて季節の野菜が少し、毎日はそんなメニューの繰り返しです。

給食の良さは、あたたかい汁物やバランスの取れたメニューかもしれません。でもお弁当には「ふたを開ける」という、子どもにとって”とっておきの瞬間”があるようです。

小学三年生になる娘にあおば幼稚園でのお弁当のことを聞くと、時々教室の床に敷いたお弁当マットの上で食べた時間が、小さなピクニックのようでワクワクしたというのです。

思い思いの場所に座って、お弁当箱のふたを開ける子ども達の姿。

幼稚園で食べたお弁当の時間が、そんな楽しい思い出で彩られているのは、きっとしあわせな事なのではないかと思います。

引越のため年中の時にあおば幼稚園に転園してきました。それ以前の幼稚園は給食センターの給食でした。母としては楽だなぁと思っていましたが、娘は野菜、煮物、食べ慣れない味に苦労していました。新しい幼稚園はママのお弁当だよ、と話した時に「やったー!!」とガッツポーズしたほどです。

毎日のお弁当、大変そうだなぁと不安な方、安心してください!。私の娘は野菜なんて大嫌い。野菜で食べられるのはみそ汁の具とにんじんシリシリだけ。つまりお弁当の中は塩おにぎり、にんじんシリシリ、メインは冷凍食品の肉だんご。小さなお弁当箱ははそれだけでいっぱいです。ほぼ?の焼きそばだけの日。甘いジャムサンドだけの日もあります。キャラ弁は作りませんが、みかんにサインペンで顔を描くだけで大喜びします。そんな小さなお弁当は5分、10分あれば完成します。

野菜ぎらいの娘はカレーパーティや豚汁会、シソジュースや梅ジュースなどをみんなで作る機会を通じて、楽しさの中で食べられるようになっていきました。

卒園まで半年の今、にんじんシリシリの横にブロッコリーが入るようになりました。それだけでも母として嬉しく、毎日のお弁当を作っています。
親元を初めて離れる幼稚園。不安な子ども達にとってお母さんやお父さんが作ってくれたお弁当は心をポカポカにしてくれる勇気の箱だと私は思っています。5分で作ったお弁当でも愛はたっぷりです(笑)。

長女、次女とお弁当を作り始めて4年半が経ちます。長女の入園を決めた頃、毎日持たせられるのだろうか?と考えていた事を思い出します。 次女がその頃まだ1歳で、朝のバタバタに加えて、次女がお弁当作りをさせてくれなかったら、、、など不安がありました。

ですが私も長女もあおば幼稚園をとても気に入り、あたたかい雰囲気と在園児の自然な姿に魅せられていましたし、徒歩で通園出来ることなど、入園を決めるにあたりお弁当づくりより優先したいことがあり、あおば幼稚園にお世話になることにしました。

いざお弁当づくりを始めてみると、なるようになるんです!。子どものお弁当箱は小さいので、卵焼き、メインのおかず、ミニトマトなどを入れたらほぼ埋まってしまいます。私の具合が悪い日はおにぎり2個とミカンをお弁当箱に詰めて持たせたこともあります。ロールパンにウィンナーを挟み、ホットドッグ弁当の日もあります。そんなお弁当でも子ども達は毎日食べてきてくれます。帰宅した子どもたちからお弁当箱を受け取るのがとても楽しみになりました。

子どものお弁当は、お弁当の時間の我が子の様子を想像しながら作ることが大切なのかなと思います。

長女は小学生になり給食です。3年間をお弁当で過ごし給食で困ることも?と思った事もありましたが、様子を見ている限り全くありません。むしろ食べる時間が楽しくホッとすることをお弁当を通して知り、身についているようです。

次女のお弁当づくりは続いています。私の作るお弁当は30年前に作ってもらっていた母のお弁当とそっくりだなぁと日々思います。いずれ娘達も受け継いでいくのかな?と思うと嬉しくもあり、頑張ろう!と思う毎日です。